就活戦争で満身創痍にならないために -理系院生の企業研究職を目指す就活-
修士卒で企業の研究職を目指す方に、自身の就活経験を活かしてほしいと思いこの記事を書きます。少しでも自分の経験がお役に立てば幸いです。
自分は、就活が非常に大変で、5月終盤にやっと内々定をもらうことができました。特に行き詰った方に、この記事を見てほしいです。
ここで書くのは、主に反省点です。具体的には、説明会に真面目に参加することとプレゼン練習をしておくことの2つです。
目次
説明会への参加
修士卒で研究職に就く場合、ほぼポテンシャル採用です。同じレベルの候補者で企業側が採用を迷う場合、最後に決め手となるのは志望度です。説明会に行くということは志望度が高いとみなされるので、第二志望群までは行っておいて損がありません。それ以外は、大学で行われる合同説明会でとりあえず大丈夫だと思います。
特に、就活中盤~終盤までかかってしまった場合、説明会へ参加したことがプラスに働くことは大いにあります。志望動機も作りやすいですし。逆に、行かなかった場合、とりあえず受けてます感が出て、マイナスポイントになってしまいます。
就活を早く終わらせたかったら、とにかく初動が大事です。
プレゼン練習
研究職と言っても幅広い分野からとっている場合、プレゼンを高校生でも分かるように作ることと、質問された時に簡潔に答える練習をすることを意識すれば良かったと思っています。この2点を抑えることで技術面接は簡単に通過します(企業の求める研究分野と大幅に違う分野を研究している場合を除く)。特に後者は差をつけやすい所だと思います。理系院生の中には自分の知識をアピールしようとする人がいますが、聞いている方は無駄に分からない話を展開されるより、一言で答えてくれる方が聞いていて楽です。要は、面接官のことを考えられる人が採用されるということです。
ちなみに、分野外の方から自分に来た質問は、研究背景や目的に関連した質問がほとんどでした。どこでもそうだとは思いますが、特に企業では、研究のための研究を好みません。ですので、研究の意義や目的をはっきりさせることができないと、基本的にアウトです。
その他
一人で就活してうまくいかない時は、できるだけ人に頼った方が良いです。溜め込むのは精神的にも良くないです。
また、うまくいかなかった時は、企業の社風と合わなかったと思って明るく切り替えましょう!もちろん反省は大事ですが、必要以上に卑下することは生産性がありません。
最後に、この記事を見て下さった方の就活がうまくいくことを祈っています。